☎0263-25-2551
松本市 / T邸 / 夫、妻、長男、長女
本棟造りの母屋の隣に佇むT邸は、既存の瓦屋根を活かした和モダンの外観。明るく開放的なLDKは、モノトーンのシックなフルフラットのキッチンが主役。折り上げ天井の間接照明が灯ると、ホテルのようなスタイリッシュさだ。「以前のキッチンは建具で仕切られ、リビングで家族が談笑していてもその輪に入れないのが寂しくて」と話す奥さま。「今は料理しながら家族の様子が分かり、とても幸せです」。増築や改装を繰り返してきた旧宅は特に不具合はなく、リフォームを意識しつつも緊急性は感じていなかった。「でも、子どもたちが成長するにつれてLDKが手狭になってきて。北側の和室はとても寒く、物置状態でした」とご夫妻。加えて建築費高騰への不安から、昨年秋にリフォームを決意。「新聞広告を見て初めて南澤建設さんに電話をしたのですが、その日のうちに専務さんが来てくださって。そこからはとんとん拍子でした」。一本の電話から縁がつながり、待望の改修を終えたのは出会いから約半年後。元気に遊ぶ子どもたちを眺め、ご夫妻は目を細める。「リビングの壁にプロジェクターを映し、晩酌とともに楽しむ時間が最高です」と、大満足の我が家が誕生した。(ナガノの家リフォームリノベーション Vol.9掲載)
リビング北側にあった廊下や間仕切り建具のあったダイニングキッチンなども一体化し、開放的なLDKを実現。柱や梁、壁の補強で耐震性も十分に確保した。ダイニング側に備えた収納やキッチン北側のパントリーなど、十分な収納もこだわりのひとつ