長野市
株式会社 新工務店「信州。新の家」
株式会社 新工務店「信州。新の家」 (長野市)
長野市 / T邸 / 夫、妻、長男
◯KEY POINT◯
無垢材×珪藻土クロス
部屋を見渡せるキッチン
将来を考えた間取り
十数年前、知人宅から帰るたびに、アレルギーを持つ長男の体調がいいと感じていた奥さま。いつか家を建てるときは、知人宅のような自然素材にあふれた住まいにしたいと思っていた。そして昨年、「近くの土地を分譲すると聞いて見に行くと、南向きのいい土地。支えてくれた人たちの多い馴染みのあるこの地域で、ずっと暮らしたいと考えていたこともあり、土地を購入しました」と奥さま。近所で天然木を使用した家づくりに力を入れているビルダーを探す中で、新工務店と出会い“ご縁”に導かれるように依頼した。
奥さまが望んだのは体にやさしい家。ご主人が「経年変化を楽しめていいよね」という赤マツの無垢フローリングや、調湿効果のあるオリジナル珪藻土が心地よい空間を作り出す。将来のことを考え、1階で生活が完結する間取りにしたのはもちろん、歳を重ねてもスムーズな毎日を送ることができるよう、段差や出っ張りを無くすなどきめ細かく配慮した。「天井やライトの位置、ポストの造作など、住まいへの想いをその都度伝え、相談にのっていただきました。細かなことまで丁寧に対応していただき、本当に感謝しています」。住み手の将来にまで寄り添う、そんな丁寧な住まいづくりが同社の魅力。安心して住めることを最優先に考え、ご夫妻が健やかに歳を重ねていける、“真(新)の家”が完成した。
(ナガノの家 Vol.16 2021年秋・冬号掲載/ナガノの家 PREMIUM 2022掲載)
広い動線をとった開放的なLDK。赤マツの無垢フローリングは肌触り良く、足元からほんのり暖かさを感じられる。キッチンからの眺めの良さや採光を考え、南側の掃き出し窓はワイドサイズに