長野市
株式会社 新工務店「信州。新の家」
株式会社 新工務店「信州。新の家」 (長野市)
長野市 / モデルハウス
建築士であり伝統再築士でもある新工務店の藤澤社長が自ら手掛けた、提案型のモデルハウス「信州。新の家」。外観は自然に溶け込むナチュラルテイスト。内装にも赤マツや桐、ヒノキなど11種もの天然無垢材をふんだんに使い、木が創り出す居心地のよさを五感で体感できる。「無垢材は断熱性能が高く、優れた調湿性能もあるため、夏もベタつかず、冬もほんのりとした暖かさを保ちます。思わず深呼吸したくなる空気感を感じてもらえたら」と社長は話す。
住宅に囲まれた場所にあるため考えられたのが、リビングを2階にした間取り。南西にある公園に向け大きな開口を設けた明るいLDKは、SD工法ならではの天井高を生かした開放感ある空間だ。強度・断熱性の高い「夢パネル」を使用することで生まれる小屋裏は9帖と広々で、子ども部屋や書斎にぴったり。「ホームエレベーターがあればシニアになった時も不安なく暮らせるはず」と考え、子どもが小さいうちはそのスペースを収納として利用、必要に応じてエレベーターを後付けしてみては…とも提案。子育て中は1階の個室を子ども部屋として使い、夫婦ふたりになったら2階のみで平屋のように暮らす。既成概念にとらわれず、その時々のライフスタイルに合わせて家族が安心・快適に住み続けられるモデルハウスになっている。 (ナガノの家 2020年秋冬号 vol.14掲載)
2階の床や天井は、経年変化により美しいあめ色に色を変える樹齢300年以上の赤マツの無垢材。壁はオリジナル珪藻土や天然ミネラル系の塗り壁。薩摩中霧島等、場所に合わせてセレクト