株式会社木族の家 (松本市)

原村 / 諏訪郡/松本邸 / 夫、妻、長男、長女、次女

豊かな自然を映した住まいに子どもたちの元気な声が響く

 木のブランコ、天井にはうんてい、ロフトの柱からぶら下がるロープ…松本邸の子ども部屋は、見るだけで大人でもワクワクする楽しい空間だ。八ヶ岳や南アルプスの眺めが気に入り、Iターンを決めた松本さんご夫妻が、長男の新入学を控えて新築を検討。「一括請求で届いた資料を見比べて、ひと目ぼれしたのが木族の家です」と奥さま。ふたりの希望を盛り込んだ数社の相見積もりを取った結果、金額はほぼ変わらず「それなら断然、デザイン性に惚れ込んだ木族の家でしょ!」と即決したという。打ち合わせでは夫婦の意見が合わないことだらけだったが「スタッフがアドバイスをくれるたびに、納得して決まりました。結局は主人が諦めてくれましたけど(笑)」。
 木の家に住みたかったご主人は、リビングで過ごす時間がお気に入り。奥さまは、干したハンガーのまま収納できるクローゼットや、L型キッチンのすき間を埋める造作作業台など、「家事がしやすい家」というこだわりをかなえてくれた設計に大満足。「木の家ってメンテナンスが大変そうでしたけど、無垢材ならではのお手入れ法も教えてもらって、安心ですね」。
 そして子どもたちはブランコやうんていでめいっぱい遊ぶ毎日。「外へ出られない冬でも、遊びながら運動にもなる、そんな子ども部屋にしたかったんです」とご夫妻。今はまだ荷物もない小屋裏へ上ったり降りたり、動き回る子どもたち。その元気な声も、木肌が優しく包むように柔らかく響き渡る住まいだ。(ナガノの家 2017年春・夏号 vol.7掲載)

キッチン正面のカウンターと高さをそろえたダイニングテーブルは、タモの一枚板で造作。あちこち運べて便利な椅子も、テーブルに合わせたオリジナルだ。「シンクとコンロをL 型にしたおかげで作業動線が最短に。使い勝手がすごくいいですね」と奥さま

詳細データ

  • 予算/2,001~2,500万円
  • 竣工年月/ 2016年 9月
  • 所在地/原村
  • エリア/諏訪
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 100.54㎡ ( 30.41坪 )
  • 1F/ 53.82㎡ ( 16.28坪 )
  • 2F/ 46.72㎡ ( 14.13坪 )

平面図

特徴

  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 太陽光パネルあり
  • 地震に強い
  • 長期優良住宅
  • 暖房にこだわり
  • 省エネ・エコ
  • 子育て世代の家
  • 自然素材
  • 国産・県産素材
  • 趣味スペースあり
  • 吹き抜けあり
  • 移住・Uターン

企業情報

松本市

株式会社木族の家

長野県の住宅工務店