安曇野市／ A邸／夫婦2人＋子ども2人

家族みんなが寛ぐリビングを中心に、夢を詰め込んだ憩える木の家。

　「いつかは自分の城を持ちたい」と考えていたご主人の転職をきっかけに始まった、Aさんの家づくり。“木を積極的に取り入れてくれる会社”に絞ってパートナーを探していたとき、材木屋でありながら家づくりを行う浅井木材に出会った。
　「リビングは広くしたいけど、坪数は40坪以下に抑えたい」という要望を伝え、あとは浅井木材に委ねたご主人。リビングは家族の団らんの場にしたいという希望を叶え、薪ストーブも導入した。「初めは薪ストーブには反対だったのですが、家中が均一に温まるので取り入れて良かったです」と、嬉しそうに話す奥さま。今では焚き付けなども積極的に行うそうで、薪ストーブのやわらかな温かさに病みつきの様子。太陽光をたっぷりと取り入れられるよう各所に窓を設置し、直射日光を和らげるよう障子も採用した。
　Aさんの“城”は、木の温もりで家族を包みこむ思いやりがぎゅっと詰まっている。（ナガノの家　2015春･夏号　vol.4掲載）