安曇野市
有限会社バレナ
有限会社バレナ (安曇野市)
白馬村 / T邸 / 夫、妻、長男
緑の松林を背に、大地に根を張るようなどっしりと落ち着いた佇まいが印象的な大屋根の家。施主の高柳さんはソフトウェア開発の会社を経営し、全社員が好きな時間・場所で働く「ノマドワーキング制度」を実践している。大好きなスキーを思うまま楽しみつつ仕事もしたいと、この白馬の地にセカンドハウスを建てた。
土地を購入した不動産会社に紹介されたのがバレナだ。「白馬での実績が数多く、僕のようなスキーオタクの家も手がけていたので(笑)、会ったその日に依頼を決めました」。打ち合わせも即断即決で、契約の約1年後には竣工を迎えたというから驚きだ。
「たくさんのスキー仲間を招きたい」とLDKは吹き抜けの大空間に。料理をしながらお酒や会話を楽しめる特大サイズのカウンターテーブルを造作し、仕事の会議や打ち合わせに使う長テーブルもあつらえた。2階はゲストルームと収納庫。洗面室とシャワールーム、トイレは「できるだけ多く」と希望した。家族の個室にも洗面化粧台とトイレ、シャワールームを完備。調理以外はすべてここで完結できるので、来客時も気兼ねなく過ごせる。
「1年の3分の1はここで過ごしたい」と語る高柳さん。さらに充実したシーズンになるだろう次の冬を、今から心待ちにしている。
(ナガノの家 2018年秋・冬号 vol.10掲載)
吹き抜けの高窓から陽光が降り注ぐ明るいリビング。吹き抜けに置いた薪ストーブが家全体を暖めるとともに、仲間が集う癒しの場所にもなる。幅の広い特大のカウンターは、仕事でもプライベートでも多目的に使えて便利
安曇野市
有限会社バレナ