高山村 ／ N邸

家事動線を大事にした間取りの工夫たっぷりな家

　家事動線に配慮して機能的に配置した水廻りやたっぷり取った収納場所、小上がりにしたタタミコーナー・吹抜けやスタディーコーナーなど、便利でワクワクする工夫をふんだんに取り入れた。
縦長のFIX窓で明るい玄関。奥に直通でシューズクロークを設けたので、玄関は急な来客にもきれいなまま対応可能。全体的に落ち着いた色調で統一することで、木造の構造表し部分の質感を活かしたLDKは26帖の広々空間。吹抜けもあり、さらに解放感を感じさせてくれる。

階段はリビングからのアクセスとなっていて、家族とのコミュニケーションもしっかり。床暖房を設けてたLDの隣には、縁なし畳ですっきりまとめたタタミコーナーも取り入れた。床面を30㎝ほど上げ、引出し式の収納も確保している。

キッチンは背面収納との間隔を広めにとった余裕のあるスペースに。
奥の壁面には、スパイスニッチを設ける工夫も。その後ろには、広めにとったパントリーとユーティリティを並べて配置。
さらにそこから脱衣室や洗面所へもダイレクトにアクセス可能で、家事の空間をひとまとめにし、効率よい家事動線が確保できるよう、間取りにはとことんこだわった。