株式会社湯本建築設計 (長野市)

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長野市 / 吉田研究棟

街なかだからこそ自然と親しみたい。 コンパクトな空間で自由に暮らす。

「街なか」という環境で、自然とのつながりを感じながら気持ちよく暮らすにはどうしたらいいか…というコンセプトのもとつくられたのが、この研究棟。一見するとカフェのような洋のテイストを感じるが、長い軒や外を楽しむ大きな窓、光を柔らかく取り込む障子、四季の移ろいを伝える庭木など、日本の気候風土に合った和建築のエッセンスが活かされている住まいだ。
 1階には茶室風に設えられた和室を、2階には外からの視線を気にせず過ごせる広いLDKとロフトを備え、25坪というコンパクトさは少しも感じさせない。5人家族が十分住みこなせる空間だ。和室にはあえて床の間をつくらず、大きな窓から望む庭の木々を一枚の掛け軸のように楽しむ趣向。広いウッドデッキを覆う軒にすだれをかければ、緑の葉を揺らす風が家の中をすーっと通り抜けていく。2階のリビングは南西方向に大きな木製サッシの“プロファイルウインドー”を配し、視線を外へ抜けさせることで空間に広がりを持たせた。ガラスはもちろん高断熱仕様の複層タイプ。サッシ部分の風合い豊かな赤がグレーの外壁とマッチし、外観をより忘れがたいものにしてくれる。
 「敷地いっぱいに家を建てるのではなく、ある程度余白を持つことが大切。窓から見える景色や街の中でどう見えるかを考慮し、デザインに反映しています」とスタッフ。新緑や紅葉など四季の移ろいを目で、肌で感じられる家は、坪数では測り得ないゆとりを体感できるはずだ。(ナガノの家 2015年秋冬号 vol.4掲載)

住宅に囲まれた場所とは思えないほど緑溢れる広い庭。「2階にあるリビングから鳥の目線で緑を見て暮らせるように」と、高さや枝振りまで細かくこだわって選んだシンボルツリーが、ボリュームいっぱいに枝を広げる

詳細データ

  • 竣工年月/ 2015年 3月
  • 所在地/長野市
  • エリア/長野
  • 階数/2階
  • 工法/その他工法
  • 延床面積/ 84.00㎡ ( 25.41坪 )
  • 1F/ 42.00㎡ ( 12.7坪 )
  • 2F/ 12.7㎡ ( 12.7坪 )

特徴

  • デザイナーズハウス
  • 庭にこだわり
  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 高気密・高断熱
  • 自然素材
  • 吹き抜けあり

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