長野市
株式会社湯本建築設計
株式会社湯本建築設計 (長野市)
長野市 / Y邸 / 夫、妻、長男、長女
「長野に住むなら山が見えて、自然いっぱいのところがいい」。長男の小学校入学を前に、そんな環境を求めて土地を探したYさん。見つけたのは、田園に囲まれた細長い台形の土地。その半分ほどの敷地に家を建て、半分は庭と畑のスペースに。庭では子どもたちが駆け回り、奥さまが家庭菜園を楽しむ住まいだ。
Yさんの希望を形にしたのは、誠設計事務所。「夫婦共通の知り合いが誠設計事務所が建てた家に住んでいて。伺った時、大きな窓から景色を取り込んだ開放的なデザインが気持ちいいなぁと思って。冬なのに半袖で過ごしていたのにも驚きました」とご主人はいう。
Yさん邸も同様に、リビングの大きな開口部から庭が見渡せ、東西の窓の先には緑溢れる田園と山並みが広がる。玄関ポーチから続くウッドデッキは、家と庭を結ぶリビングの延長。土間を兼ねた玄関には、憧れの薪ストーブも導入した。「土間、ウッドデッキ、そして庭のおかげで、リビングがより広く感じられます。友人家族が10人以上遊びに来たときは、デッキも使って寛ぎました」とYさん。「とにかく家が気持ちよくて、休日も家で過ごすことが多くなりましたね。子どもたちも、ここに来てからのびのびしている。これから芝生も植えて、家と庭の暮らしをもっと楽しみたいです」。
(ナガノの家 2017年秋・冬号 vol.8掲載)
ブルーグレー×白のツートンの外観がシック。これから芝生を植える予定の庭は、子どもたちの絶好の遊び場。シンボルツリーのイロハモミジのほか、金木犀とツツジの成長も楽しみだ。家庭菜園では、ジャガイモやトマト、ズッキーニなどさまざまな野菜を栽培中