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小布施町 / N邸 / 夫、妻、長男
景色はごちそう
窓辺の景色に癒やされて暮らす
リビングのコーナー窓から見えるのは、ゆるやかに傾斜して続くブドウ畑。その先には北信五岳と北アルプスの山並みが連なり、大パノラマが見渡せるN邸。赤マツの床や天井、火山灰土の塗り壁など、ふんだんな自然素材と相まって、身を置くだけで心身ともにほぐれていくような感覚になる。
この家に暮らすのは、転勤を機に小布施町に移住したNさん一家。環境の良さや子育てのしやすさから、この町に住もうと決めた。イマイ企画に依頼したのは、見学会がきっかけ。「見学した家が、自然素材たっぷりで胸がすくような気持ちよさ。つくるならこういう家がいいよねと心が動きました」。ほどなく、絶好のロケーションの土地を購入。その土地の魅力を最大限に活かす家づくりをスタートさせた。
景色が楽しめること、中庭、一階で生活が完結すること…がご夫妻の要望。眺望の良い西に向けて開かれたつくりになっていて、どこからでも美しい景色が望め、吹き抜けや中庭を介して家中がつながるプランを叶えた。併せて吹き抜けやタタミ空間など、居心地の良いスポットも点在させている。
景色を眺めて過ごす暮らしは、今やすっかり家族の日常に。「家に帰るとホッとします」と奥さま。「一歩入った瞬間から快適。この心地よさの中で家族の時間を紡いでいけるのは幸せですね」。景観を取り入れた自然素材の家は、家族をやさしく包みこんでいる。(ナガノの家 Vol.23 2025年 春・夏号掲載掲載)
見える景色を最優先し、窓はあえて南西角にレイアウト。視線が外へと誘われ、遮るものなく大パノラマを楽しめる。リビング隣の中庭と吹き抜けの勾配天井が、さらなる広がりを演出。「落ち着きと開放感のバランスが絶妙です」