南箕輪村 ／ K邸 ／ 夫、妻、お子様、猫3匹

信州ハウジング｜玄関とつながる土間スペースが 趣味と暮らしをあざやかに彩る

〝らしさ〟を詰め込んで 暮らしやすさと楽しさを両立

　玄関から続く土間スペースは、重厚感のある薪ストーブが印象的。多趣味なご主人が一番気に入っている場所だという。「玄関から靴のままで移動でき、薪の搬入がスムーズ。汚れを気にせずにキャンプや釣り道具の手入れができるので、とても重宝しています」と満足そうな表情を浮かべる。信州ハウジングをパートナーに選んだ理由は、同社で二世帯住宅を建てたお兄さまやご両親、友人からの評価が高かったため。「イチから丁寧に希望を聞いてくれるし、それに合わせてオリジナルのデザイン提案をしてくれるのが気に入って」とご夫妻は振り返る。

　愛車用の大きなガレージを想定して広い土地を探していたこともあり、当初は平屋を検討。「でも薪ストーブを置くからには、リビングを吹き抜けにした方が、ストーブの熱を効率よく活用できそう」と考え、２階建てを選んだ。一緒に暮らす３匹の愛猫の安全面から、キッチンはリビングダイニングとは仕切った個室仕様という工夫も。キッチンの北側に水回りが集約され、くつろぎの場であるリビングダイニングとは独立した、家事に集中できる空間と動線を設けた。

　内装のアイデアはご主人がメインで考案。グレー、グリーン、ブラウンの落ち着きあるトーンの中、アイアンや照明の黒がほどよいアクセントになり、お洒落さと心地よさを兼ね備えた上質な空間へ仕上がった。「こだわりをとことん反映してもらい、すべてに満足。後悔は無いですね」と笑顔を交わすご夫妻の笑顔が、薪ストーブの炎を受けて輝いていた。


（ナガノの家 Vol.25 2026年 春・夏号掲載掲載）