株式会社 哲・Braveデザイン工房 (駒ヶ根市)

中川村 / I邸 / 夫、妻、長男、次男

室内で大自然を受けとめる家

『理想の家づくりが叶うかも
 つくり手との出会い』

長野県南部に位置し、南アルプスと中央アルプスに挟まれる伊那谷。この谷を南北に貫く天竜川沿い、中央アルプスと陣馬形山の絶景が望める地にI邸は建つ。新居を建てようと決意したのは、次男が生まれたタイミング。「新しい暮らしでこだわったのは、四季折々を感じながら生活できることと、子どもたちが外でのびのびと遊べて、その様子を見守れることでした」と、とりわけ家づくりに情熱を注いでいた奥さまは振り返る。ご主人がアウトドア好きだったこともあり、室内にいながらにして外を感じられる設えがポイントに。リビングからは広いウッドデッキに直接出られ、その前に続く庭、さらには畑や里山の風景へと豊かに広がる眺望が何よりの魅力だ。

当初、ご夫妻はいくつかのハウスメーカーに足を運んだが、なかなか理想の家づくりをする会社には出合えなかった。そんな中、知人に紹介されたのが、哲・Braveデザイン工房。「実際に住んでいる家を見せてもらいましたが、デザインがとても素敵で、その人らしさが表現されている。ほかにはない魅力を感じました」。ご夫妻ともに理想の家に対する想いは強く、設計にかかった月日は半年以上。同社代表の堀内哲幸さんと何度も打ち合わせを重ね、理想の家の図面を完成させた。


『少しずつカタチになる家を
 自分の目で見られる喜び』

哲・Braveデザイン工房は、コンストラクションマネジメント(CM)スタイルを取り入れている。これは施主が施工業者などと直接契約を結ぶ直営方式のこと。同社が現場管理や段取り、材料の発注などの役割を担うものの、家づくりの主体者は施主であるということが最大の特徴だ。

「後半は毎日、現場に足を運んでいました。日々の変化を実感できたこと、職人さんと仲良くなれたのはC Mスタイルだからこそ。“みなさんと一緒につくった家”という印象が強いですね」と、充実した表情で家づくりを振り返るご夫妻。情熱をかけて築いた“城”での暮らしを、存分に満喫している。(ナガノの家 PREMIUM 2023掲載)

道路に面する北側がファサードとなるI邸。レッドシダー、ガルバリウム鋼板、ジョリパットという異素材を組み合わせた外観が目を引く。東にそびえる山々に向かって傾斜する片流れ屋根が、南信州のおおらかな風景とマッチ

動画

詳細データ

  • 竣工年月/ 2022年 5月
  • 所在地/中川村
  • エリア/上伊那
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 168.89㎡ ( 51.08坪 )
  • 1F/ 122.52㎡ ( 37.05坪 )
  • 2F/ 46.37㎡ ( 14.02坪 )

平面図

特徴

  • ガレージあり
  • ウッドデッキテラスあり
  • オール電化
  • 暖房にこだわり
  • 省エネ・エコ
  • 高気密・高断熱
  • 国産・県産素材
  • インテリアにこだわり
  • 趣味スペースあり
  • 吹き抜けあり

企業情報

駒ヶ根市

株式会社 哲・Braveデザイン工房

長野県の住宅工務店