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中野市 / N邸 / 夫婦2人、子ども2人
広い敷地にゆったりと立つN邸。淡いベージュの外壁に木目を合わせた和モダンテイストの住まいは、庭の緑と調和し穏やかな表情で佇んでいる。
「とにかく暖かい家にしたかった」と話すのは、千葉に生まれ育った奥さま。中野に移り住んで以来、暑い・寒いが顕著な賃貸住宅の環境に体が悲鳴をあげ、度々体の不調に悩まされていたという。「健康のためにも暖かい家を」と暖かい家をつくる建築会社を探しはじめ、情報を集める中で出会ったのが村上建設だった。「見学会で訪れた家が、本当に暖かくて」と奥さま。ご主人も「知れば知るほどM ―SET工法に興味が湧いて。工法自体が好きになり、迷いなく依頼を決めました」と話す。
土地は、山の景色が見える広い土地。のびのびした環境を生かし、快適に暮らせる住まいをつくることになった。計画にあたりこだわったのは、スムーズにつながる回遊動線、開放感ある吹き抜けとタタミスペース、そして音響に詳しいご主人待望の防音室。自分たちらしい暮らしを想像しながら検討を重ねたという。
完成した住まいは、木の温もりにあふれた広がりのある家。「夏も冬も、外の気温に影響されずに過ごせるから体がラク」と奥さま。「吹き抜けを見上げた時の開放感に癒されています」と笑顔だ。ご主人も「仕事を終えて帰り着くのが我が家、ということになんとも言えない喜びがある。明かりのついた我が家を見るとホッとします」と話す。暖かく暮らしたいという願いを叶えたご家族は、穏やかで幸せな日々を紡いでいる。
(ナガノの家 vol.24(2025秋冬号)掲載)
無垢の木をふんだんに使って仕上げたLDK。23帖とゆったりで、一角には4.5帖のタタミスペースも。使い勝手や空間の広がりを考慮し、あえて小上がりでなくフラットに。子どものお昼寝や両親が来た時など、日常的に大活躍しているそう