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松本市 / M邸 / 夫、妻
廊下とリビングを隔てていた壁、ダイニングとの仕切りを取り除き、広々と伸びやかなLDKが誕生したM邸。お子さんたちの巣立ちを機に、4年ほど前からリフォームを考え始めたご夫妻。「寝室のある2階にトイレが欲しい。浴室を暖かくしたい」。そんな希望を叶えるため、リフォームを決断。パートナーには親戚の家を手掛けたフルハタ建設を選んだ。
旧宅では、玄関ホールから廊下を経由してリビングやキッチン、水回りへ移動していたが、「廊下は暗くて寒く、リビングとは段差もあった」ことから、廊下をLDKへ取り込み、床もフラットに。キッチンとダイニングの位置関係は既存を活かしつつ、「作業スペースが広すぎて、使い勝手が悪かった」との悩みを、パントリーの新設で解消。パントリー奥には壁を付加し、2階に備えたトイレの配管用スペースを確保した。
LDKの空間をつなげたことで、南側からの陽光がキッチンまで届き、明るさもアップ。「冬も暖かくて、とても快適でした」と、ご夫妻の表情は笑顔にあふれていた。
(ナガノの家リフォームリノベーションVol.9掲載)
廊下をLDKに取り込むためにリビングからの見え方にも配慮。廊下側にあった収納の建具を造作し、水回りへの入り口はキッチン側へ移動。ダイニングとの境にあった建具、下がり壁を取り除き、大空間へ