小布施町 ／ N邸 ／ 夫婦2人＋子ども2人

子どもが快適に過ごせる家に　世代を超えて住み継ぐ平屋

　子どもが生まれ「広い家で子育てをしたい」と家作りを考えはじめたＮさん夫妻。医療関係にお勤めの夫妻が一目で気に入ったのは、体に優しく、環境にも優しいＷＢ工法の家だった。「常に新鮮な空気が循環しているので、子どもが喘息やアトピーになりにくいと聞いて」、子どもと一緒に長く安心して過ごせる家と実感し、ＷＢ工法で建てることを決めた。性能や機能面だけでなく、無垢材の素材感を巧みに生かしたデザイン性の高さにも魅力を感じ、建築は松澤建設に依頼。当初は一般的な２階建ての家を想定していたが「松澤専務が平屋を提案してくれて。子ども部屋を２階に作っても小さいうちは使わないし階段も危ない。老後も使わなくなるんだったら平屋がいいねって」。子どもを中心にした家づくりを考える夫妻にとって、目が届きやすく、安全に動き回れる環境というのも大きなメリットだった。また、「ウッドデッキテラスを作りたいがプライバシーも確保したい」というＮさんの希望に対し、家の中心にテラスを設けたロの字型の間取りを提案。自然光をたっぷり取り入れることができるうえ、プライバシーはしっかり守られる理想の空間に。10年、20年と長く住めば住むだけ、性能の良さが際立ってくるＷＢの家で、Ｎさん家
族の思い出がたくさん刻まれていくことだろう。（2025年春夏号掲載）