長野市
株式会社 下條建築
株式会社 下條建築 (長野市)
長野市 / I邸 / 夫、妻
モミジが季節の移ろいを知らせる、広い庭を持つ平屋のIさん邸。家の中に入っても、まるで森の中のような新鮮な空気に包まれている。「除湿器も加湿器も使ってないのに、一年通してカラリと快適」と奥さま。大正ロマンを思わせるモダン&レトロな佇まいに加え、通気断熱WB工法によって現代の理想の暮らしも手に入れた。
息子さんが下條建築で新築したことからWB工法を知ったIさん。「夏場でも息子の家は爽やかで涼しいのに驚いて」と奥さま。親身な担当者も好印象で、「新築を考えた時、下條建築しか頭に無かった」と声をそろえる。
老後を考えバリアフリーの平屋を希望したほか、奥さまが集めてきた家具に合わせ、“大正ロマン”の雰囲気づくりがテーマに。桐板の浮造りで木目を浮き上がらせた床やアンティーク調の建具などで和洋折衷のモダンな雰囲気を表現し、「願いは全部叶えてもらいました」と奥さまもほほ笑む。また、一般的に平屋は暑くなりやすいとされるが、断熱と通気を両立するWB工法により、「エアコンひとつで家中が適温になり、消しても快適さが持続します」とのこと。光熱費も以前に比べて安くなった。
近所に住む孫たちを新居で預かることも多いIさんご夫妻。孫と遊ぶ柔和な表情が、世代を超えて愛されている家への満足感を物語っていた。(ナガノの家 Vol.15 2021年 春・夏号掲載掲載)
土佐和紙のクロスと桐板の床材が柔らかな表情を生み出す、ゆったりとしたLDK。大開口の向こうに広がる庭の景観を妨げないよう、カーテンは窓を遮らない位置に収納。勾配天井とあいまって、より伸びやかな空間となった