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南箕輪村 / H邸 / 夫、妻
キューブを積み重ねたような、モダンなシルエットが目をひくH邸。一見すると窓の少ないデザインだが、室内に入ると驚くほど光が溢れ、開放的な空間が広がっている。
「プライバシーの保たれた、中庭のある家が欲しかった」と話すのはHさんのご主人。知人の新居を訪ねたのを機に家づくりを考え始め、情報収集をスタート。何十もの住まい紹介動画を見る中で、目に留まったのが、建築家と工務店がコラボして家をつくるR+houseだった。「惹かれる家はどれもR+house。迷うことなくサンライズを訪ね、すぐに依頼を決めました」。こだわったのは、プライバシーを保ちながら開放的に暮らせること、家事動線がコンパクトなこと。リビングや中庭、外観などにも具体的にイメージがあったという。「こうしたい、という形やデザイン、使い勝手が明確だったので、要素を取り込みながら形にしていただきました」。完成した住まいは、壁で囲った中庭を中心に空間が広がる家。L字型のLDKは二面が中庭に面し、吹き抜けからも光が降り注ぐようになっている。「カーテン無しでもオープンに暮らせて気持ちがいい」とご主人。奥さまも「動線がシンプルなので使いやすい」と笑顔だ。
入居してまもなく、愛猫を新たな家族に迎えたそう。明るく伸びやかな住まいは、夫妻と愛猫をやさしく包み込みながら穏やかな日常を支えている。(ナガノの家 Vol.25 2026年 春・夏号掲載掲載掲載)
LDKは、プライバシーの保たれた中庭とつながる開放空間。リビングの南にはあえて窓を設けず、東面を大きく開放。吹き抜けと中庭から採光を得るようにした。カーテンを閉めることなく、オープンに過ごせる