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上田市 / 石川邸 / 夫、妻、長女
「いつかはマイホームを…」くらいの軽い気持ちで展示場を見ていて出会った「ZERO-CUBE」。「ほかには無いシンプルな外観にひと目惚れ」して、わずか1カ月で契約へ至った。「決める早さには自分たちも驚きました」と笑うご主人だが、規格住宅というスタイルを選ぶことで、その後の家づくりもスムーズに進んだという。
ご夫妻は広いバルコニーを要望。そこで和室とウッドデッキ、バルコニーがあるタイプの「ZERO-CUBE+BOX」を選択した。「外観の印象そのままに、室内もスッキリと広く見えるようにしたかった」と話すご主人。その言葉通り、白を基調にした空間と多方向に配された窓によって、とびきりの開放感を叶えている。
アクロスホームの面白いところは、規格住宅にも施主のこだわりや趣味を反映させ、プランや仕上げなどをカスタムできること。同邸の場合、標準設計では階段・キッチンに壁があったが、スケルトン階段と対面式キッチンに変更。外からの光もしっかり確保できるようになった。また2階へと続く吹き抜けホールに大きな窓を取り付け、上り下りの都度のどかな景色を楽しむことができる。
昨年の夏前に竣工したものの、出産の関係もあって住み始めたのは秋からだったというご夫妻。「デッキを使いこなすのはこれから。子ども用プールで一緒に水遊びをしたり、外でご飯を楽しみたいですね」と奥さま。シンプルな家に住む人の個性がプラスされ、年を重ねるごとに多くの楽しみが生まれていくに違いない。(ナガノの家 2014年秋冬号 vol.2掲載)
縦 張りにしたメタリックブラックのサイディングと縦長の窓が、箱型の外観をよりシャープに見せる。余分なものをそぎ落とし洗練された無機質な佇まいは、住む人のセンスの良さを感じさせる。「たばこを吸いながら自分の家を眺めている時が、また幸せなんですよね」と話すご主人。黒の外壁に合わせ、サッシは白で統一。窓に写り込んだ景色が絵画のよう