佐久市
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M邸
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夫、妻、長女
洗練されたコーディネート デザインと機能を備えた家
すべて白一色でまとめられた外観が瀟洒な印象のM邸。屋内も白ベースだが、ところどころにグレーや黒のアクセントを添え、モノトーンとナチュラルな木目の組み合わせがハイセンスな雰囲気を醸す。
ご主人の同僚に勧められて見学会を訪れたのが、コージー... [もっと読む]ホームとの出会い。「漆喰の塗り壁と無垢のフローリングが標準仕様なのがとても気に入って。それを見たらクロスや合板では納得できなくなってしまいました」と奥さま。自然素材をふんだんに使った住まいにひと目ぼれだった。さらに見学を重ねるうち、「どのお宅も自由な間取りでデザインも個性的。ここでなら自分たちの思い描く家ができる」と確信し、同社への依頼を決めた。
M邸でまず気になるのは、リビング奥にあるモルタルのベンチ。自然素材の内装に無機質な素材をミックスすることで、インテリア全体がぐっとセンスアップした。気持ちよく収納できる、機能的なキッチンもお気に入り。佐久市で補助金が出るという生ゴミ処理機を設計段階から希望し、料理しながらシンクでそのまま生ゴミを落とし込めるのも便利だ。
「Mさんは暮らしのイメージをしっかりお持ちで、話が進めやすかったです」とは同社の担当スタッフ。例えば「ここで干し物をしたいから奥行や幅がこれだけ欲しい」「ここにはコミックを収納したいので高さはこのくらい」という具合。細かな指定のおかげで、「出来上がってみたら使いにくい」ということは一切無いという。デザインと機能がバランスよく備わった、「自分たちらしい」住まいが完成した。(ナガノの家 Vol.14 2020年秋・冬号掲載)