中野市 ／ M邸 ／ 夫婦2人

オシャレな空間を維持する 造作収納と巧みな間取り

　妙高山、斑尾山、黒姫山など、北信五岳を望むLDK。窓辺のカウンターやリビングのソファに腰掛けて「のんびりと景色を眺めている時間が幸せです」。見学会に足を運び、オシャレな内装と真夏でも涼しい住宅性能の良さに惹かれて、はるのいえをパートナーに選んだMさんご夫妻。キッチンを中心に置き、家事のしやすさと家族の将来の暮らし方まで見据えた間取りや、大きな布団も収納できるロフト部分を備え、ファミリークローゼットとして活用できるリビング横のWICといった工夫を凝らした収納のおかげで、「不便を感じたことは一度もありません」と笑顔を交わす。
　決め手のひとつになったという、照明デザイナーが手掛けた間接照明が穏やかに灯り、無垢床や木を使った造作家具、リビングとシームレスにつながるウッドデッキが与えるナチュラルな風合いなど、優れたデザイン性と心地よさを兼備する。また、デザイン性だけでなく性能面も、大型パネル工法を取り入れたことにより施工精度が向上し、気密性を表すC値は0.4に。機械を使わずに建物内外を温度差による空気の自然な流れを利用して行うパッシブ換気のおかげで、家中の温度差が少ないだけでなく、汚染物質やハウスダストが溜まりにくく、常に新鮮な空気を保つことができる。「猛暑の夏も、エアコン１台で快適に過ごせました」と、その快適さに大満足のご夫妻だった。（ナガノの家vol.25（2025年12月25日発売号）掲載）