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長野市 / M邸 / 夫、妻、長女
2年ほど前から、雑誌やホームページを見て気に入った画像を集め、「こんな家をつくりたい」と夢を膨らませてきたMさんご夫妻。訪れた東邦建工で、奥さまの理想を詰め込んだ手作りの設計図を披露。そこで「『これはいい家ですけど、ちょっとおかしい部分もある』って、笑われましたね」と奥さま。笑いながらもその設計図を見て、真剣に相談に乗ってくれた。その姿勢に感動し、同社で家を建てようと決めたという。
欲しかったのは対面キッチンとウッドデッキ、そしてスキップフロア。大きな収納を確保するにはスキップフロアが効率的と考え、リビング階段のホールを広めに取って中2階とし、上部は吹き抜けに。部屋のデザインを損なわず、開放感いっぱいの明るいLDKに仕上がった。また、「ここにはこんなライトを、ここにはこんな鏡をと、欲しい物のイメージがありました」という奥さまは、照明や棚などの多くを自ら探して買い集め、それを取り付けてもらうことに。「現場監督さんに無理を言って、『この位置にこれを』などの細々した注文にも、しっかり対応してもらいました」と振り返る。
他にも、寝室を広く見せるため、扉付きのクローゼットではなく袖壁で収納部分を仕切ったり、大切に集めた雑貨を飾るニッチをできるだけ多く作るなど、プロならではのアイデアを取り入れて一緒に作り上げたM邸。「私の希望を最大限実現してくました」と、満足そうな奥さま。これからは何を飾ろうかと、楽しみはまだまだ続くようだ。(ナガノの家 2014年秋冬号 vol.2掲載)
家事をしながらでも、ご主人と子どもの様子が見える、奥さま希望の対面キッチン。ダイニング横の大きな掃き出し窓の向こうはウッドデッキにし、ベンチを置いた。「落ち着いたらデッキで青空ランチやバーベキューを楽しみたい」とご主人。キッチンから行き来しやすく、食事の準備が便利なレイアウト