駒ヶ根市 ／ K邸 ／ 夫婦2人＋子ども2人

自然光を取り込み、雨でも明るい吹き抜けのリビング

　グレーとベージュのツートーンで仕上げた外壁と、南側のオーバーハングが特徴的な外観のK邸。この春竣工したばかりの2階建ての家で出迎えてくれたのは、Kさんご夫妻とふたりのお子さんだ。「とにかく暖かい家に住みたかったんです」と話すのは奥さま。以前は築30年ほどの奥さまのご実家に暮らしていたが、冬は暖房を効かせているリビング以外の空間は屋外のように寒く、温度差がストレスだった。「新井建築さんの見学会でソーラーサーキット工法の外断熱を知りました」とご主人。事前に体感できたため、安心・納得のうえで施工を依頼できたと話す。「引っ越してまだ日は浅いですが、家の中がどこでも適温なのは想像以上」と、ご夫妻ともに笑顔に。「毎年のように猛暑だと言われますが、夏の快適さにも期待大ですね」。
　空間デザインにも希望を反映。リビングを吹き抜けにしたのは、開放感の演出とともに十分な自然光を室内に取り込むため。「特に自分は背が高いので、リビングは圧迫感を感じない空間にしたくて」とご主人。「のびやかで、自然光だけでも十分に明るいリビングになりました」。また対面キッチンは奥さまのご希望で、料理をしながら子どもの様子を見られると大満足の様子。ほかにも家事動線を考慮した間取り、スタイリッシュさと温かみが感じられる内装、十分な収納など、ご夫妻のさまざまな要望を汲み取り、同社の設計士や職人がきめ細やかに対応したことで、ご一家にとって唯一無二の住まいに仕上がった。（2025年秋冬号掲載）