飯田市 ／ O邸 ／ 夫、妻、次女

水回りが古く家事に不便な間取りを、家事楽動線と性能･設備に優れた家へ

　「プランはほぼおまかせでしたが、家事動線が格段に便利になり、暮らしやすくなったと家族と話しています」と笑みを浮かべるご主人。以前は洗濯機が脱衣室から離れた納戸にあったうえ、物干しは２階のベランダで、日々不便さを感じていたという。またキッチン脇の納戸は勝手口も兼ねていたため、広さと収納力を活かしきれていなかったのだとか。そこでリフォームを機に、脱衣室とひと続きの洗面スペースに洗濯機を移動。勝手口は移設してキッチン直結とし、洗濯スペースから最短動線で物干しエリアまでの移動が可能に。機能的な家事動線と、収納スペースの有効活用を同時に叶えることができた。

　加えてご夫妻が希望したのは、耐震と基本性能の向上。耐震面では壁を補強＆増設し、さらに制震ダンパーを入れることで耐震の評点が約0.7から1.3以上へ向上した。床と天井、壁に断熱材を入れ、断熱サッシへの交換で断熱性能もアップ。さらに老後のことも考え、1階に寝室となる洋室を確保するなど、未来の安心を描く住まいへと生まれ変わった。
（ナガノの家リフォームリノベーション　Vol.9掲載）