長野市
水野建設有限会社
水野建設有限会社 (長野市)
長野市 / K様邸 / 夫、妻、長女、次女
祖父母が住んでいた家を、「いつか建て替えよう」とずっと考えていたKさんご夫妻。相談は何社かにしてみたものの、「水野社長の提案が自分たちのイメージに一番近かった」との思いから、水野建設へ依頼することに。完成見学会などの参加を通じ、使い勝手やデザインなどで「いいな」と思ったものは積極的に取り入れていった。大きな吹き抜けのあるリビング、レッドシダー張りのキッチン、収納を中心に回遊できる玄関ホール…などは、それらの希望を反映したものだ。手すりやテーブル、収納など、造作が多いのも特徴。色や材質をそろえることで、統一感ある空間が生まれた。
住んでみて一番驚いたのはその暖かさ。同社では北海道の省エネ基準を超える気密・断熱性能を標準仕様としており、その高水準な家づくりが快適さの所以だ。「外に出て初めて、『今日は寒い日なんだ』と気づきます」と笑うご主人。エアコン1台で冷暖房をまかなえるよう、できる限り仕切りの少ない間取りになっている。さらに、2階のランドリースペースは床の一部を格子状のグレーチングに。「少し悩みましたが、これで正解。いつも家全体を新鮮な空気が自然と流れている感じで、洗濯物もすぐ乾きます」と奥さまも話す。
「ずっと平屋暮らしだったので2階とのつながりが不安でしたが、ひとつの大空間にいるようなイメージ。むしろ以前より近くなったように感じます。子どもたちはいつも裸足で、快適な住まいを満喫しています」と奥さま。元気に走り回る子どもたちを見ながら、ご主人も満足そうな笑顔を見せた。(ナガノの家 Vol.17 2022年 春夏号掲載)
家族がどこにいても声を掛け合え気配を感じられる、大きな吹き抜けのあるLDKは、優しげなナチュラルテイスト。階段や2階ホールの手すりも木で雰囲気を統一したが、1階はクリア塗装、2階の床と階段は濃い目のカラーと、色を変えることでさりげなく空間を分けた