長野市
水野建設有限会社
水野建設有限会社 (長野市)
長野市 / M邸
以前の家は、間取りが使いにくく、寒さが気になっていたMさん。会社の近くにちょうど土地が出てきたのがきっかけで新築を決意。設計事務所と建設会社を営むご主人が主となり、「半ば実験のような、モデルハウス感覚」で、子どもも大人も過ごしやすい、ストレスフリーな暮らしをテーマに家を考えた。
大切にしたのは、子どもにとって楽しく快適な家であることはもちろん、大人にとっても居心地がいいと感じられること。「家事の大変さを軽減することで、ホッとくつろげる時間や会話をする余裕を生み出します。子どもが健やかに育つためには欠かせないこと」とご主人。
間取り作成には株式会社収納企画トトノエ堂に関わってもらった。「出来上がった家に暮らしを合わせるのではなく、住む人が暮らしやすくなる収納を考える」という考え方の基、今の持ち物や生活パターンや理想など、綿密に打ち合わせが行われた。「ご家族の暮らしやすさに合っているか、そして、将来の生活変化に対応できることが大切」と話すのは同社の大島さん。「思っていた以上に快適」という奥さまのお気に入りは、玄関からキッチンの間に設けた収納と、ファミリークローゼット、そしてアイロンスペース。いずれもトトノエ堂からのアドバイスを受けたポイントだ。
リビングにはボルダリングやうんていなども設置し、子どもが自由にのびのびと過ごせる。大人も子どももストレスフリーになった住まいは、家族みんなの笑顔が集まる空間となった。(ナガノの家 Vol.11 2019年春・夏号掲載)
開放的で明るいリビングは、各々が気持ちよく過ごせる工夫が満載。インテリアや収納グッズの配色は統一感を持たせ、よりスッキリとした印象に。「交代しながらずっと乗っています」というブランコは、子ども達の1番のお気に入り