長野市
水野建設有限会社
水野建設有限会社 (長野市)
中野市 / N邸 / 夫、妻、長男
検討した企業は数十社、毎週見学会に通い自ら図面まで引いたというNさん。最終的に依頼したのは、軽いフットワークで密に連絡を取ってくれ、思いをカタチにしてくれると確信した水野建設だった。
「家族が一緒に過ごす時間を大切にしたい」と希望したN邸の特徴は、仕切りを最小限にしたがゆえの広々空間。5.6mの天井高の吹き抜けが、一層の開放感を与えてくれる。LDK西南側に設けた客間は、普段は引き戸を開けて子どもが遊べるフリースペースに。リビング階段で2階に上がった先にも、寝室からつながったファミリースペースが広がる。「我が家を“ひとつの空間”にしたいと思って。子ども部屋も一応あるけれど、そこはきっと寝るだけ」と奥さま。グルっと回遊できる大きなひとつの空間の中で、「家族一緒の時間を大切に過ごしたい」というご夫妻の思いが込められている。
さらに構造面でもこだわりが光る。SW(スーパーウォール)工法で耐震性・耐久性を高めただけでなく、C値0.18c㎡/㎡、UA値0.4W/㎡・Kと、北海道基準を超えた気密・断熱性を実現。エアコン1台で全館の暖房をまかなえる省エネ設計だ。「風通しも計算してもらったから、いい風が入るんです」とご主人も満足そう。健康にもお財布にもやさしく、家族が仲良く住み継げる住まいが完成した。
(ナガノの家 2017年秋・冬号vol.8掲載掲載)
床だけでなく、壁にもパインの無垢材をふんだんに使ったリビングは、まるで山小屋のような温もりがいっぱい!次第に色濃くなるという経年変化も考慮して、建具の色はダークカラーに決めた。「着工まで半年、メールは500通近くやり取りしました。知らなくて損したくなかったから、契約後も他社の見学会に行って勉強したり。おかげでイメージ通りの家ができました」とNさん