長野市
玉井建設株式会社
玉井建設株式会社 (長野市)
高山村 / M邸 / 夫、妻、猫1匹
自然体が似合う古民家で
遊び心のある暮らしを
標高800m、山間ののどかな集落で、築130年の古民家に暮らすMさんご夫妻。「このロケーションが大好きなので、周りの山々を眺められる大きな窓のある家。そして冬も暖かい家にしたい」といくつかの会社に伝えたMさん。その中でも玉井建設の設計担当・竹内さんは、山小屋風の新築と、古民家ならではのゆとりある空間・見晴らしの良さにこだわったリフォームプランの両方を提案してくれたという。「自然豊かな立地を最大限に活かすプランには夢があったし、要望に真摯に向き合う親身さに心打たれました」と、ご夫妻の気持ちは同社のリフォームプランに固まった。事前調査で天井を取り除くと、風格ある梁が何本も組まれていることに感動。「構造美を魅せる暖かな家」というコンセプトのもと、計画が進められた。
レトロな趣きのリビングに、キャットウォークを兼ねた飾り棚を配置するなどの遊び心を加え、美しい梁が印象的な開放感あふれる空間となったM邸。隠れ家感満載のロフトや離れに新設した露天風呂など、非日常感を味わえるお気に入りの場所も盛り込んだ。「年代物の建具などが、職人の手を経てこんなに素敵に蘇ったのも感動でした」と笑みがこぼれるMさん。暖かく、快適で、楽しい―。人生を豊かにする古民家暮らしは、始まったばかりだ。
(ナガノの家リフォーム・リノベーション vol.6掲載)
削り跡を残すナグリ加工が施された梁とベリーレッドのキッチンがマッチした、バーのような雰囲気のダイニング。写真左手にリビングと小上がりの和室がある。アイランドキッチンにしたことで、納戸や玄関からの動線もスムーズ