長野市
玉井建設株式会社
玉井建設株式会社 (長野市)
長野市 / M邸 / 夫、妻、長女、長男、次女
3人の子どもたちの好奇心をくすぐる仕掛けが、家中に隠れているM邸。広いLDKには光を届ける吹き抜けがあり、キッチンとリビングは1.5階のスキップフロアとつながる。子ども部屋にはロフトがあり、寝室内の階段の先には2層構造の広い小屋裏空間が続く。
「子どもたちがワクワクするような家にしたかった」と話すご夫妻が選んだのは玉井建設。ZEHと長期優良住宅対応の住宅が標準仕様であり、通気・断熱にすぐれる「WB HOUSE」を手掛けている地域密着のビルダーだ。同社から提案されたのは、高さを巧みにコントロールしながら立体的に空間を重ねた5層構造。“ワクワク楽しい”と“十分な収納”を両方叶えるカタチが実現した。
家の中心に据えたスキップフロアは、木をたっぷり使った温もりある空間。WB HOUSEの効果と相まって、いつも清々しい空気に満たされている。「子どもたちはここで本を読んだり遊んだり。キッチンやリビングにいても様子が見えて会話もでき、こもりすぎない感じがちょうどいいですね」と奥さま。掘りごたつ風に造作されたカウンタースペースは大人のデスクワークにもぴったりで、「PTA役員の年は、僕がここを占領していました」とご主人も笑う。集中できるけどつながりも感じられる、M邸にとって重要なスペースになっているようだ。
暮らし始めて4年。スキップフロアの飾り棚には、子どもたちの頑張りの証・珠算のトロフィーが増えてきた。懐深くつくられた家は、これからも子どもたちの成長を見守り続けていく。
(ナガノの家 Vol.16 2021年 秋・冬号掲載)
さわやかな陽光が降り注ぐ、約13帖のリビングダイニング。上方に吹き抜けとスキップフロアがあるため視線が斜め上に抜け、より一層の広がりを感じられる。スキップフロアからでもリビングの家族と会話ができ、楽しげなやり取りに心が和む