玉井建設株式会社 (長野市)

長野市 / T邸 / 夫、妻、長女、次女

日差しがすみずみにまで届く、明るさにこだわった住まい

 ご主人の仕事の都合で広島に住んでいたTさんご家族が新築を考え出したのは、長女の小学校入学が迫ってきた頃。「やっぱり家を建てるなら地元がいい」と、長野への帰郷を決め、知り合いの紹介から玉井建設に依頼することとなった。

 奥さまの希望は「南に開けた明るい家」。壁は白いクロスで統一し、窓から入る日差しのまばゆさを際立たせてくれる。冬でも効率よく日光を取り込めるよう、吹き抜けの高窓の位置は冬至の頃を考えて綿密に計算。掃き出し窓以外がすべて型ガラスなのは、外からの視線を遮りつつ光を室内に拡散させるためだ。

 間取りのポイントは姉妹のためのスタディコーナーで、「食事の支度をしていても呼ばれればすぐ見られるように」とキッチン横を指定。造作デスク前の壁は設計士のアイデアからマグネットクロスで仕上げ、何でも自由に貼れるのが便利だ。加えてキッチン横のパントリーや階段下など、収納もたっぷり備えている。

 またT邸では、通気と温・湿度調整に優れる通気断熱WB工法を採用。「空気が淀まず、春先の花粉や雨の日の湿気も気にならなくなりました」と奥さま。木本来の呼吸する特質が、心地よさにつながっているのかもしれない。

 広島~長野という遠距離マイホーム計画を玉井建設との二人三脚で乗り越え、工夫しながら進めてきた家づくり。第一希望だった“明るさ”をはじめ、間取りや収納、家事動線など、細部にまで妥協しなかったからこそ手に入った快適な暮らしは、もうすぐ丸2年を迎える。(ナガノの家2017年秋・冬号vol.8掲載)

濡れ縁から大きなウッドデッキにしてもいいように、リビングの掃き出し窓は大きなサイズのものを。床は優しい色合いのサクラの無垢材。ドアや階段に取り入れた明るい木目が、ナチュラル感を演出する

詳細データ

  • 竣工年月/ 2015年 8月
  • 所在地/長野市
  • エリア/長野
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 116.38㎡ ( 35.20坪 )
  • 1F/ 65.13㎡ ( 19.70坪 )
  • 2F/ 51.25㎡ ( 15.50坪 )

特徴

  • 太陽光パネルあり
  • 地震に強い
  • 省エネ・エコ
  • 子育て世代の家
  • 収納にこだわり
  • 吹き抜けあり
  • 移住・Uターン

企業情報

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