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松川村 / N邸 / 4人
北アルプス、田園、電車
贅沢な風景を余す所なく味わう大開口
大好きな電車が窓から見えた瞬間、3歳の息子さんがウッドデッキへ駆け出した。8帖もの広々したウッドデッキは、田園の中を駆け抜ける電車を眼前で楽しめる特等席。アウトドアリビングの役割を持つウッドデッキは、内と外をシームレスにつなげている。
「インスタグラムで規格住宅の『BinO』を見つけ、小林創建さんの見学会に足を運び即決しました」とNさんご夫妻。プランが豊富で迷いに迷ったが、南は田園風景、北はアルプスという抜群のロケーションを活かすため、上下階を貫く大きな4連窓が特徴の「BOOOTS」に決めた。
3歳と生後7カ月の兄弟を子育て中のご夫妻は、自然が大好き。「子どもたちはなるべく外で遊ばせたい」とウッドデッキをプラン規定の倍の広さに。さらに庭のスペースを広く取るため、プランでは北にあった玄関を東に移した。タタミの部屋が1階と2階両方にあるのも特徴。お子さんの小さなうちはなるべくフラットに生活できるよう、1階の和室を寝室に。2階の小上がり式タタミスペースにはおもちゃを置き、家族みんなでくつろげるプレイルームとして活用している。「小上がりの縦長窓は、下部をFIXにしてもらって子どもが開けられないように。細部まで配慮していただき、安心して子育てできます」と奥さまは笑顔を見せる。
無垢材の床は肌触りが柔らかく、「冬でも裸足で過ごせました」とご主人。部屋に満ちる光も窓を通り抜ける風も心地良く、4連窓からの美しい風景が笑顔の家族をそっと包んでくれる。
(ナガノの家 Vol.24 2025年 秋・冬号掲載掲載)
上下階に配した4連窓と天井高5mの吹き抜けのおかげで、LDKはいつも光に包まれる。「キッチンにいても2階で遊ぶ子どもと会話できて安心です」と奥さま。床材は無垢のパイン。あらわしにした梁などの構造材が、空間に温もりとアクセントをもたらす