長野市
野村建設株式会社
野村建設株式会社 (長野市)
長野市 / K邸 / 夫、妻、長男、夫の父、夫の母
長男の小学校入学を控え、そろそろ家をと考え始めていたKさんご夫妻。「代々のモノを整理してコンパクトに暮らしたい」と考えるようになったご主人のご両親とタイミングが重なったことから、「それなら敷地内を整備して二世帯住宅に」と方向が定まったという。建築は、兼ねてから親交のあった野村建設に依頼。「色々な展示場に足を運んでハウスメーカーも検討したけれど、やっぱり手仕事を感じる家がいいと思って」と奥さま。野村建設で建てた家を見て以来憧れもあり、「“大工さんのつくる家”ならここにと思っていました」とお母さまも振り返る。
完成した住まいは東西に長い敷地形状を活かした横並びの二世帯住宅。完全分離のつくりだが、収納を介して内部で行き来できるようになっている。「子どもがのびのびしているし、木の温もりが感じられて気持ちいいです」と奥さま。建築にあたり7割もの荷物を処分したというお母さまは「こじんまり暮らせてとてもラク。悩みの種だった代々のモノも思いきって整理でき、胸のつかえが取れた」と話す。ふたりの笑顔から、ふたつの家族がちょうどいい距離感で心地よく暮らしているのが伝わってくる。「建築中も引き渡した後も、常に柔軟に対応してもらい感謝です」とお母さま。Kさん一家の同社への信頼はますます深まっている。
(ナガノの家 Vol.17 2022年春・夏号掲載掲載)
子世帯のダイニングキッチン。放射状に広がる階段デザインはご夫妻の要望から生まれたもので、LDKのシンボル的存在。キッチンはこだわりの造作キッチンを採用。コンロはアイランドと切り離して壁付けで配置した。すぐ横の建具を開けると玄関クロークにつながる