株式会社信成 (松本市)

松本市 / M邸 / 夫、妻、長女、長男

その名は「WOOD SPEC」。木に囲まれた心地よい暮らし

 木をふんだんに使用した、自然素材の家。それが庭師であるご主人の最たるこだわり。天井は梁を見せ、壁はラワン合板、床はナラの無垢フローリング。さらに黒アイアンやすりガラスなどを用い、シンプルながらも落ち着いたヴィンテージ感のある雰囲気をつくり出した。暖房にはエコの観点から薪ストーブを設置。自然を愛するご夫妻らしさが存分に発揮された住まいだ。

 ご夫妻が信成を知ったのは8年ほど前。奥さまの友達が同社で新築し、「そのお宅がとても素敵だったから」と迷うことなく同社に依頼した。長年プランを温めていた奥さま。四角く木目調の外観、南全面のベランダ、玄関からバスルームへの動線、室内のインテリアなど、家づくりへの要望は具体的で多岐に渡ったが、担当スタッフがいつも快く引き受けてくれ、さらに上を行く提案をしてくれたという。「考えていた以上に使いやすく、個性的な家になりました」と大満足だ。

 暮らしてみて驚いたのは、性能の高さだという。信成の家は吹き込み式の断熱材充填と樹脂製ペアガラスの仕様が基本仕様で、高性能の家を実現し、薪ストーブ一台で家中をしっかりと温かく保てる。加えて耐震等級3で安心もプラス。「この優れた構造や性能で、信成さんに対する信頼感がより高まりました」と奥さまは話す。

 「これから庭を森のようにしようと思います」と話してくれたご主人。自然の中に溶け込む「WOOD SPEC」の家が季節によってどんな表情を見せるのか、これからも楽しみが尽きない家である。(ナガノの家 2019年 春・夏号 vol.11掲載掲載)

キッチンカウンターの前には、子ども達が使用していた勉強机を設置。古い木の家具もしっくり馴染むのは、内装のほとんどが木のあらわしで、温かみのある心落ち着く空間だからこそ

詳細データ

  • 竣工年月/ 2018年 11月
  • 所在地/松本市
  • エリア/松本
  • 階数/2階
  • 工法/木造軸組工法
  • 延床面積/ 104.34㎡ ( 31.5坪 )
  • 1F/ 52.17㎡ ( 15.75坪 )
  • 2F/ 52.17㎡ ( 15.75坪 )

平面図

特徴

  • 暖房にこだわり
  • 高気密・高断熱
  • 自然素材
  • インテリアにこだわり

企業情報

松本市

株式会社信成

長野県の住宅工務店