松本市
株式会社信成
株式会社信成 (松本市)
松本市 / 松本市/O邸
週末になると毎週のように友人が訪れるO邸。
吹き抜けのLDKは多彩なテイストが融合した、
家族だけでなく客人にも心地よい空間――。
実家の隣接地に新築したOさん。「親の老後を見据え、いつかは一緒に暮らすつもりでしたが、元気なうちに」と家づくりを決めた。「信成さんに知人がいたので、初めは『すべておまかせ』と言っていたんです。でも打ち合わせをしていくうちに、アレもコレもと自分のこだわりが出てしまって」と振り返る。アパート住まいの頃から友人たちが集まる家だったため、来客への配慮を取り入れ、自分らしいスタイルを融合させた住まいとなった。
最もこだわったのは家事動線。玄関からは、パントリーを通ってキッチンへ直行できるほか、家族は土間で続く玄関収納からリビングへ、来客は直接リビングへなど、場面に応じて動線を使い分けられる。母屋と近接する勝手口からは、お父さまが畑で収穫した農作物を土付きのままでも受け取れるほか、サッカー少年の息子さんが泥だらけで帰宅しても、そのまま浴室へと直行できる造り。
家族や友人たちが集うLDKは、吹き抜けの開放感が心地よい空間。2階の廊下に「すのこ床」を採用したことで、木材の隙間から光が通り、吹き抜けのアクセントとなっている。また、洗面台を2カ所に設けることで、来客とプライベートを分けているのも特徴。来客用はモノトーンに、プライベート用はメイクの時間が楽しめる女性らしい雰囲気にしたほか、キッチンやパントリーなども空間ごとに壁紙で雰囲気を変え「自分の家づくりを楽しめました」と奥さま。居心地の良い住まいを叶えたO邸には、友人たちが来る回数がますます増えそうだ。
(ナガノの家 2017年秋・冬号 vol.8掲載)
ダイニングの上部が吹き抜けのLDK。木やアイアンのほか、キッチンのイエローや2階廊下のブルーグレーの壁紙など、多彩な素材やテイストが融合して、かわいらしくもモダンな空間ができ上がった。キッチンカウンター下は黒板になっていて、家族用の伝言メッセージボードに
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