安曇野市
株式会社ライヴィング
株式会社ライヴィング (安曇野市)
安曇野市 / 安曇野市/S邸 / 夫、妻、長男、長女
高い吹き抜けが開放感をもたらすリビングは
家族が集い、仕事仲間が語らう心地いい空間。
高気密・高断熱の家で、快適な暮らしがスタートする――。
玄関を開け、高さ2.4mのハイドアの先に広がるのは、白を基調にした吹き抜けの大空間。ホワイトアッシュの床が明るさを際立たせ、あらわし梁がナチュラル感をプラスしている。
家を建てようと思った際、真っ先に浮かんだのはライヴィングだった、とSさん。「社長の奥さまが学生時代の先輩で、お伺いした際、素晴らしいお宅だった。また、地元の会社だから何かあってもすぐに駆けつけてもらえると思いました」。希望したのは、家族が集う「明るい家」。子ども達に目が行き届くよう、リビング階段のある広い空間に向かって料理できる、対面式キッチンを導入。フラットなカウンターは、夜遅く帰ってきたご主人が奥さまと飲みながら会話するご夫妻のコミュニケーションスペースに。また、仕事のミーティングを自宅で行うことも多いため、リビングの一角には寛げる畳スペースも。「こんな家いいなぁと思ってもらえたら、会社スタッフたちの夢にもつながると思うんです」。
南向きで日当たりがいいLDKは、16帖の床暖房を導入し、冬もぽかぽか。宇宙服の反射材料にも使われる遮熱シートで家全体を包み込む高気密・高断熱の魔法瓶住宅構造で、一年中快適な生活が待っている。「これからの季節が本当に楽しみ。リビングとつながったウッドデッキでは、夕涼みがてらお酒を飲んだり、夏はビニールプールも出そうかな」と奥さま。庭にはこれから芝生を植える予定で、子どもたちがいっそうのびのび過ごせる住まいへと進化しそうだ。(ナガノの家 vol.8 2017年秋冬号掲載)
シンプルモダンなLDKは28.5帖と広々。空手を習っている子ども達のために、リビングには今後サンドバックをつける予定だとか。「運動のためだけの個室をつくるよりも、リビングやウッドデッキで家族で楽しみながらトレーニングできれば」とご主人