長野市
山本建設株式会社
山本建設株式会社 (長野市)
上田市 / S邸 / 夫、妻、長男、次男、三男
機能的な通り土間と
こだわり抜いた家事動線
快適な生活が家族を育む
丁寧に植栽された雑木の庭に、木と白壁の外観がよく似合うS邸。たっぷりと日差しが入る吹き抜けのリビングを中心に、気持ちのいい空間が広がるこの家は、太陽や風の自然エネルギーを活かしたパッシブデザインの住まいだ。
家づくりでSさんご夫妻が重視したのは「性能」。ハウスメーカーや地元工務店の家を見ながら構造や暖房法について勉強と熟考を重ね、エネルギー効率に優れた「床下エアコン」に着目。対応できる企業を数社に絞った中のひとつが山本建設だった。「自然素材の使い方や断熱性能、パッシブデザインに共感。勉強熱心で熱い山本社長の人柄もあり、信頼できる会社だと感じました」と振り返る。
社長に負けないほど勉強熱心なご主人。弊誌「ナガノの家」などを読み込み、間取りやデザインには明確なイメージを持っていた。例えば通り土間のある玄関や回遊できる間取り、吹き抜けのキャットウォークなど。「設計士さんも本気で向き合ってくださり、衝突寸前まで意見をぶつけ合ったことも。信頼しているからこそできたことかな」と笑顔を見せる。
使い勝手とデザイン性、高台の立地を存分に活かした住まいとなり「大満足」とご夫妻。 暮らし始めて一年半が過ぎたが、年間を通して快適なうえ、暖房光熱費は年間で2万6000円と、驚くほどの低コストに抑えられたという。実はご主人、新居を機に庭づくりにはまり、外構の自作やガーデニングを楽しんでいるんだとか。愛着のある我が家が、暮らしをどんどん豊かに、楽しくしてくれる。
(ナガノの家 Vol.17 2022年 春・夏号掲載掲載)
光がたっぷり降り注ぐ南向きのリビングと和室。性能面を重視したS邸では、UA値は0.27W/㎡K(Q値1.1W/㎡K)、C値は0.5c㎡/㎡と、北海道基準を上回る高い数値を実現した。一方で吹き抜けにキャットウォークを設けて眺望を楽しむなど、生活に潤いをもたらす細かな配慮も随所に