安曇野市 ／ M邸 ／ 夫、妻、長女、次女、妻の父、妻の母

廊下で分かれた個室から家の中心となるLDKに

奥さまの両親と２世帯６人が暮らすＭ邸は、20年ほど前に増築した奥座敷を含め、1階に6室が廊下でつながる和風の住まい。子どもたちも成長し、８帖の和室に家族みんなが集まるには少々狭くなってきた。そこで建て替えと並行してリフォームを検討。サンプロに決めたのは「自然素材を生かした家づくりや評判の良さでした」と奥さま。

実現したかったのは家族団らんができるLDK。西側に孤立していたキッチンと東側の和室をつないで直線の空間を確保。梁を見せる勾配天井に天窓を設けて自然光を採り込む明るいLDKとなった。リビングには子どもたちのスタディスペースやピアノも配置し、奥さまがキッチンで作業をしながらでも子どもたちと同じ空間と時間が共有できるつくりに。さらに、これまで玄関と向き合っていた階段をリビング階段に変更。両親の寝室や居室もリビングから続いているので、家族で顔を合わせる時間が増えたという。「リフォームをすることでこんなにも暮らしが快適になるとは思いませんでした」と奥さま。大胆に間取りを変えることでスムーズな家事動線や家族と過ごす時間も手に入り、3世代が大満足の住まいとなった。

※リフォーム面積／71.3（21.57坪）
（ナガノの家 リフォームリノベーション 2017-2018 vol.1掲載）